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 タイヨー脱腸帯

一般的に多いそけい部ヘルニア左側、右側に脱出する場合に装着します。まれに臍下に脱出するものには不向きの時もあります。


詳細情報(クリックしてください)
タイヨー脱腸帯の使い方
タイヨー脱腸帯の特徴

両側脱腸について


■ 脱腸(ヘルニアについて) 

脱腸には、いろいろ種類がありますが、一般に多いのは男子の場合、鼠径(そけい)部の穴から腸がはみ出るもので、鼠径部の膨らみで気づくことが多く、押すと中の腸が腹腔内に戻って(そのときグズグズと音がすることが多い)膨らみが中に消えてなくなればヘルニアと考えてよいでしょう。

軽いうちは少し膨らんでいる程度ですが、だんだんひどくなりますと陰嚢(いんのう)(女子は大陰唇)へ垂れ下がってきます。
これを普通、外鼠径ヘルニアと称されるもので、そのまま放置しますとどんどん腸が出て重大な結果を招きます。ヘルニア嚢(腹膜の一部が袋のように皮下まだ出っぱって来たものでそれに腸などが入り込んでヘルニアになる)の中の腸が再び腹腔内に戻らなくなり嚢の入口で腸が絞められる結果、血液が通わなくなって放置すれば腸が壊死(えし)を起こすという重篤な状態を篏頓(かんとん)といい、手術をしなければ一命にも及ぶ場合が少なくありません。

症状の軽い間とか、平常はさほどの痛みも感じないので気にしないでいる人が多く、特に乳幼児は意思表示をすることも出来ませんから母親の注意が肝要です。

乳幼児の間は治りが早いので長く力を入れて泣いた後とか咳をつづけたときなど指先で鼠径部をさわってみるくらいの用心が必要でしょう。もし腸が少しでも出て指に感じるときは早速脱腸帯をお使いください。従来市販されている脱腸帯は、ゴム製や皮革スプリング式が知られています。

タイヨー脱腸帯はゴム製なので丈夫で使い心地がよく、運動をしてもずれにくく患部を圧定するようにつくられており、また子供の発育を阻害することなく、肌も傷めず,大小便、汗、脂等で汚れても石鹸水で拭けばキレイになり、いつもかけておくことの必要性に応じて風呂へもそのまま入れる等の利点があります。


■ 注意

タイヨー脱腸帯は天然ゴム製なので、特に乳幼児には汗等でかぶれないように帯の部分にはガーゼ又はホータイを巻き押圧球の下には薄く綿を当ててお使いください。おむつの取り替えの度にベビーパウダーでまぶしてから脱腸帯をかけてください。
鼠径ヘルニア以外のヘルニアには使用できません。


■ 取扱いについて

1. シンナーまたは市販の洗浄液等で洗わないでください。ゴム製品ですので洗浄後、直
  射日光は避けてください。
2.煮沸消毒はしないでください。
3.幼小児及び皮膚の弱い方、特に夏期にはガーゼまたはホータイを巻いてお使いくださ
  い。
4.症状の改善がみられないときには医師に相談してください。
5.使用されない場合はベビーパウダー等でまぶしてから冷暗所に保管してください。


片側用 A号幼児用(腰廻45cm迄) 4974726100213
  B号幼児用(腰廻55cm迄) 4974726100220
  C号小人用(腰廻65cm迄) 4974726100237
  D号中人用(腰廻75cm迄) 4974726100244
  E号大人用(腰廻85cm迄) 4974726100251
  F号大人用(腰廻100cm迄) 4974726100275
両側用 A号幼児用(腰廻45cm迄) 4974726101210
  B号幼児用(腰廻55cm迄) 4974726101227
  C号小人用(腰廻65cm迄) 4974726101234
  D号中人用(腰廻75cm迄) 4974726101241
  E号大人用(腰廻85cm迄) 4974726101258
  F号大人用(腰廻100cm迄) 4974726101272
         100cm以上はご相談ください              
腰廻りサイズはそれぞれ上限です。調節金具によりサイズを合わせて下さい。
片側用脱腸帯は右側用にも左側用にも使用できます。

この製品は天然ゴムを使用しています。天然ゴムは、かゆみ、発赤、蕁麻疹、むくみ、発熱、呼吸困難、喘息様症状、血圧低下、ショックなどのアレルギー性症状をまれに起こすことがあります。

(*)このような症状を起こした場合には、直ちに使用を中止し、医師に相談してください。